日本全国には、海岸にゴミがたまっていても人手が足りなくて汚れたままの海岸がいくつもあると思います。
そこで、ごみ拾い・環境イベントポータルサイト BLUE SHIPでは、日本全国のピンチに陥っている海岸の情報を皆様からご提供いただき、マップにしていきます。BLUE SHIPのご登録者を始め多くの皆様に情報を共有し、その海岸で活動を「している人」と「したい人」、「助けに行きたい人」をつなげたいと考えております。
ピンチの海岸の情報は、下記を記載の上、BLUE SHIP事務局までお寄せください。
そしてぜひ助けに行きたい!という方は、詳細メニューから投稿者ページをご覧ください。
<記載項目>
- 1) 都道府県名
- 2) 海岸の名前、地名など
- 3) 現場の写真を添付してください。最大5枚まで、合計10MB以内でお願いします。※10MBを超える場合はこちらのサービス(https://firestorage.jp)をご利用ください
- 4) 上記写真の説明文(例:人手が足りなくて清掃が追いつかない、海外からのゴミが多い、死角になっていてゴミが溜まっている等)
- 5) BLUE SHIPにご登録の団体名
- 6) BLUE SHIP内の団体のURL
ピンチの海岸情報
-
北海道天塩町サラキシ 天塩港南側
この度、一人ではどうしようもない、北海道でも知っている限り最悪の部類災害級の漂着ゴミに困っていて投稿致しました。
この海岸は天塩川の河口にある天塩港南側に位置しているため、生活ゴミ、漂着ゴミ、漁業ゴミ、流木等のありとあらゆるゴミが混ざっています。元々人口が少ないエリアです。是非皆様のご協力をお願い申し上げます。
北海道奥尻島
ダントツ多いごみは漁具(ロープ網、浮き、発泡、プラ容器)とペットボトルで、漁具に使われる針、プラスチックのテングス、重りなど、多くは海底に沈んでいます。海外からのごみは少ない割合(1.韓国、2.中国、3.ロシア)です。奥尻島では1993年に北海道南西沖地震があり、その頃の漂着物で今でも処理されていない物もあるかもしれません。
また、現在の島事情では埋立地が満杯で海洋ごみは令和5年春まで捨てられませんが、拾って一時保管等は可能と思われます...。一部の企業、団体、子供達は清掃活動をしていますが、全く人手が足りません。
-
宮城県深沼海岸
写真の中にあるカラーコーンのように清掃用のごみ袋に入らないごみは、ボランティア清掃で回収してもボランティア清掃用のごみを回収する業者(仙台市若林区環境事務所)は持っていってくれない。そうなると大きなごみの回収は有料であるため、誰も手をつけず海岸にたまっていく。
この仕組みを打破している団体があれば参考にしたい。
新潟寺泊山田海岸
人手が足りなくて清掃が追いつかない。海外からのゴミが多い!死角になっていてゴミが溜まっている。
子ども達が足を痛めてしまう細かいプラスチックが沢山です。とにかくビーチクリーンの回数を重ねてオンシーズンを迎えたいと願っています。
新潟新潟市 日和山浜海水浴場
駐車場からも近く、水場のある浜なので夏になると小さい子供連れの家族で賑わう海岸です。しかし蓄積されたゴミが劣化した結果、細かなプラスチック片も多く素足で浜辺を歩くには危険な状態です。ゴミのほとんどは生活で排出されたものや、漁具です。砂と同等の数くらいの夥しいマイクロプラスティックが落ちています。
市街地からのアクセスも良く、天気の良い日には夕陽が綺麗に見え、海の透明度は高く、海外リゾートのようです。魚もたくさん生息しているので夏は魚と一緒に泳ぐことができる、そんな素敵な浜です。未来も子供たちが安心して遊ぶことのできる浜にしたいです。
ぜひご協力をお願いします!
福井県美浜町 水晶浜をはじめとした町内の海岸沿い
福井県美浜町の春ごろの海岸の様子です。本町には、毎年冬季になると、季節風や潮流の影響で漂着ゴミが押し寄せます。 町や地元住民、各種団体等が清掃活動を行っていますが、多くの労力が必要なこともあり、すべてを清掃することはできません。水晶浜をはじめとした町の「美」しい「浜」を守るため、ご協力ください。
石川県珠洲市折戸町/「寄り道パーキング木ノ浦」下の海岸
(写真1〜3枚目)人が小さく見えるくらいの大量の漂着ごみの塊です。メインはロープや魚網などの漁具で絡まり合って拾い集めることが困難です。何年分かは不明ですが、物凄い量です。
(写真4枚目)「P」と表示部分が「寄り道パーキング木ノ浦」ですが、右上の場所にも5台程車を停めれる場所があり、そこから海岸へ片道約400Mを徒歩でしか行けず、行きは下り坂でまだいいが帰りはゴミを持って登って来ないといけないので大変です。徒歩での道も整備されていないので、夏は草木が生い茂り、草木を刈りながらでないと進めません。寄り道パーキング木ノ浦から直接海岸へ降りる道は無く、右上の場所も5台程しか車を停めれないので、寄り道パーキング木ノ浦から徒歩で行かねばなりません。
(写真5枚目)「寄り道パーキング木ノ浦」から見たゴミがある方向の写真です。
ロープや網などの漁具が大きな塊になっていて人力では分解困難なうえ、整備されていない僅かに歩ける道しか無く重機は入れず。海外から流れ着いたゴミも多数で、生活ゴミ、漂着ゴミ、漁業ゴミ、流木等ごちゃ混ぜ状態。寄り道パーキング木ノ浦からの展望景色はいいがゴミが草木で死角になっていて、海岸清掃ボランティアも入らない為ゴミが溜まる一方。最近の清掃活動では子供の参加も増えてきているがこの距離の山道を徒歩で、しかも帰りはゴミを持って歩くのは困難である。皆様のご協力が不可欠です、体力に自信のある方が多いと嬉しいです、よろしくお願いします。
神奈川江の島(西浦漁港)
数日間大雨が降り続いた後の海岸には、街から川を通って流れ着いたと思われるもの凄い量のゴミが流れ着いていました。
2018年3月の毎月の「海さくらゴミ拾い」の時に撮影しました。
静岡御前崎市 久々生海岸
現在の久々生海岸は、堤防や港の造成等により人の立ち入りが制限され、気付けば海洋ごみの溜まり場となってしまっています。ですが、幸か不幸かそこには、コアマモが自生・群生し、夏にはコアジサシが飛来するなど、他地域では失われつつあるとても貴重な環境が形成されています。
この貴重な環境を保全するため、ご協力をお願いします。
-
佐賀唐津市 波戸岬
佐賀県唐津市北西端に位置する波戸岬は、海流や地形、季節風などの自然条件から、大量の海洋プラスチックが日々漂着しています。 拾っても、拾っても流れ着く海洋プラスチックを回収するにも人手が足りず、大変困っています。
長崎大野浜海浜公園
岸壁側からの景色は岩がゴロゴロの海岸ですが海側から見ると岩の間にはたくさんのプラごみ。最近は中国(?)製が目立ちます。ハングルも含まれています(疑義は解明できていませんが、各国の漁船では気候に際しごみ処分費用を削減するために洗浄のごみは海上投棄すると聞いています)。
2022年7月から幕張や検見川浜の活動を後に故郷長崎へUターンして活動を開始しました。長崎にはキリスト教関連遺産や軍艦島をはじめとした遺産や史跡がたくさんあります。そして何より海岸線の長さは北海道に次いで日本で二番目の長さを有します。しかし残念ながら大陸に近いこともあって隣国からのたくさんのプラスチックごみが漂着します。今は私一人で頑張っていますが、一代では終えることが出来ないプロジェクトだと思っています。最終目標は『海洋漂着漂流プラスチックごみの資源再生化』です。始めたばかりですが範囲を拡張したくても毎週同じところのプラスチックごみと闘っている状態です。全国で闘っている方とも繋がり、協力しあえたらいいな...
鹿児島明神崎ビーチ
ビーチが横長に広く、大きなごみを小運搬して往復するには、足元が砂浜に取られて進みずらく、体力の消耗が激しい。
ゴミの量に対して圧倒的に人手が足りていない状況です。
特に冬場は想像を絶する漂着ゴミが、北風に乗って運ばれてきます。人が出入りしやすい海岸は集落清掃などが行き届いていてまだ良い方ですが、出入りのしにくいエリアになるとゴミがそのままになってしまい、海岸に生息するウミガメなどの生態系への影響も出てきています。
-
沖縄宮古島市 浦底海岸
宮古島には毎年他の離島とは比べ物にならない量のごみが漂着します。
しかし、ボランティア団体の人数も多くなく、毎年拾いきれません。特に12月から6月までは島の東に位置する浦底海岸には尋常ではない量のゴミが漂着します。一人でも多い人出を必要としています。ぜひご協力をお願いします。
なお、ボランティアご希望の方はごみ収集方法等が決められています。活動前にお気軽にお問合せください。
沖縄糸満市 喜屋武付近
県民や観光客が日常的に利用するビーチではないため、ごみが溜まっている状況です。
観光客が来るビーチをキレイにすることも大事ですが、どこのビーチへ行っても沖縄の誇れる美ら海があるようにすることも大事だと思います。
他にも人手が足りないビーチがありますが、まずはこちらをみなさんとできればと思っています。よろしくお願いします!